ショパンを好んで弾く人は、いつしかショパンの曲をコンプリートしたくなるのだそうだ。
ショパンといえば多作な作家。
彼が数10年かけて作曲した膨大な曲を納得のいく弾き方でその全ての曲を弾けるようになるまでを目指そうとすると、
軽く40年はかかってしまうらしい。
うっかりすると、ショパンで一生が終わってしまうのだ。
よく図書館に行くと、まだ読んでない本の量に圧倒されて病んでしまう人がいるのと、ちょっと似ているってね、
そういう話を聞いてね。
私も国会図書館に行った時には、そこにいるだけで、自分の無知さ加減を実感し、脈が早くなるのを感じた。
ちょっとわかる気もする。
私は今、勝間塾っていうところに所属しているけど、去年の今頃はリモートマウスで盛り上がっていたのが、今はSimejiの塾長の圧倒的なスピード感に、ときどき翻弄されそうになる。
いいなと思うならやり方を真似てみる、必要ならば真似てみるというのはいいと思う。
だけど、ひとつひとつコンプリートしようと、それが目的になってしまうとショパンの二の舞な気がする。
いいかい、自分自身のコンパスがあってこそのショパンだ。
それが自分が自分で自分をコントロールするということだ。
おわかり?
と上から目線になったところで、この話をやめよう(・゚ρ゚)
(´∀`*)あは♡