【断捨離すれば…】賃貸快適スマートライフ

築30年以上の賃貸マンション、素敵スマートな暮らし方を考えるブログです。

もしかしたら、この世に産まれてこなかった?

昭和40年代…

 

線路脇の住居兼店舗の2階に新婚の夫婦が住んでいた。

 

私の両親だ。

 

ある日の明け方…、

 

父は、物音で目が覚めたという、

 

1階の店舗で物音がする。

 

階段の下のほうをそーっと…のぞき込んでみる…

 

間違いない。

 

誰かいる。

 

父は、このとき迷ったのだという…。

 

下におりていくかいくまいか?

 

実はこのとき父は二日酔いで、自分の戦闘能力に自信がなかったのもあったという…、

 

妊娠中の妻(母)は呑気にくーすかくーすか寝ている…

 

そのとき、父は下には降りていかずに、

 

じっと物音が消えるのを待った…。

 

夜が明けてから警察を呼んだ…

 

侵入経路はトイレの窓。

 

バールのようなものでこじ開けてショーケースに並べてあった商品を根こそぎ持っていかれていた。

 

相手は、凶器を持っていたわけだから、

 

鉢合わせになったら、ケガだけではすまなかったかもしれかった。 

 

賢明な判断である。

 

命までは取られずにすんだ。

 

以来、うちのレジは必ず夜間は少しの小銭を入れてお金が取れるように開けっ放しにしていた。

 

レジ壊されるほうが高くつくからだそうだ…

(それって、いったいどんな商売なんだよ?とツッコミたくなるのだが…)

 

まぁ、きちゃったらしょうがないから

 

ちょっとだけお金渡して帰ってもらえばよいかな、ということなのだろう。

 

ちなみに、夜間、シャッターなしでガラス張りの店舗の電気をつけっぱなしにしているお店あるが、

 

あれも、暗いと誰かが忍びこんでもわからないから、

 

夜間の電気代払ってでも、明るくしておけば、

 

ドロボウさん、敬遠するんだとか。

 

だって、外から丸見えですからね、通行人が気づいて通報するかもしれないし。

 

教訓としては、

 

金品はあとでまた稼げばよいけれど…

 

命とか、かえがきかん!

 

あと壊されると意外と困るレジとかの備品とな。

 

そんなわけで、

 

あのとき犯人と鉢合わせになって両親がボッコボッコにやられてたら、

 

私は産まれてこなかったかもしれない、

 

って話でした。

 

防犯カメラとか水際対策も大事だけど、

 

きちゃったときの対策として、

 

何かしら持ち帰ってもらう配慮と覚悟が必要なんじゃないかなとわたしは思う。

 

が、

 

そんなのわかってるて!

 

最近は、白昼堂々とやってきちゃうから困ってるんだよ…

 

という声が…

 

そう、わたしもそれが問題だと感じている。

 

そうだよ

 

あんただれ!?ってなる、ぜったいなる。

 

というか事態を飲み込むまでに時間がかかりそう。

 

そして、いま、シャッター商店街には、強盗すらもよりつかない。

 

不謹慎と言われそうだけれど、

 

(ええぃ、言ってしまえ)強盗が来るうちはまだ花だった…

 

いまや、強盗にもみはなされた地方商店街…

 

シャッター商店街がプライドを取り戻す機会は訪れるのか?